英検2次面接終了、まずは何をする?

こんにちは!英語学習者の皆様を陰でこっそり応援している、英検1級、準1級コーチのYumikoです。

英検2次面接を受験された皆様、まずは本当にお疲れ様でした!ありえない緊張感の中、慣れないトピックについてできる限りの力を持って話し、投げ出さなかった方、本当に、それだけでご自分を褒めてあげて下さいね!✨✨ 面倒くさく、力の伸びもなかなか実感できない、そして何より難易度の高い「英検2次面接」に挑戦した、ということだけでも、めちゃくちゃ褒めポイントですから!!

さて、とはいえ、「なかなか思うように答えられなかった」という方、もしかしたら、残念な結果がかえって来ることもあるかもしれません。それに備えて、まず、何からしたらいいのでしょうか。

原因を突き止める

まずはここから始めないと、次の学習への道筋が立てられません。いくつか考えられるのは

①英会話力が足りなかった
②英語の知識が足りなかった
③時事問題の知識が足りなかった
④学習が途切れ途切れだった
⑤練習をしっかりしたのに、答えられなかった
⑥しっかり話しているつもりなのに、合格点に到達しなかった
⑦メンタルがついていかなかった、、、etc

まずはスコア詳細にしっかり目を通しましょう。ご自分の感覚+スコア表、これでもある程度の原因はわかると思います。特に、勉強不足で全く話せなかった、などは明らかですので、そこを埋めていく学習設定をしていってください。

ただ、まれに「なぜ不合格だったのか、よくわからない」という方もいらっしゃいます。そういう方は、

発音、アクセントがおかしくて、文章はしっかりしているのに伝わっていない

展開が唐突過ぎて、自分では繋がった話をしているつもりなのに、相手にはとても分かりにくいスピーチになっている

だいたい、上のような理由になってくると思います。そこは、直していくのには少し時間がかかります。早めに対策を取られることをおすすめします。

そして意外と多いのが、最後の

メンタルがついていかなかった

という理由です。合格された方でも、一番やっかいな部分だったと思います。自分もそうでした。練習をすればするほど、「うまく話さなければ」という思いが強くなって、逆に体が固まってしまってスムーズに話せない、、、。よくあることです。

もし、今回の2次面接で「うまく話せなかった」と思うのであれば、まずはその理由をとことん、追究してから、「それを克服できるような練習方法」に切り替えて下さい。
理由がご自分でよく分からない方、一緒に最適な学習方法を探してみましょう。

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原因に合った対策をとる

闇雲に練習していたのでは、また同じ失敗をしてしまうことにもなりかねません。
それぞれの原因に必要な学習はどんなものでしょう?

①英会話力が足りなかった

「英語を話す機会」をとにかく増やしましょう。なかなか難しいことですが、英検1級の2次面接は、「話す基本ができてあたりまえ」が前提です。でないと、あのような難しいトピックについて自分の意見を述べる、ということはできません。ですので、「ある程度のことは考えなくても、自然とフレーズがでてくる」くらいのレベルに持っていく必要があります。とにかく話す機会を多くしましょう。

②英語の知識が足りなかった

基本的な文法、構文をしっかり使えるようにする必要があります。英検1級のスピーチは、求められるもののレベルが高いです。もちろん完璧にはできませんが、三単現のsや、時制、できる細かいところまで精度を上げてスピーチできるように、練習では細心の注意を、細部にまで払って繰り返し、練習しましょう。そうやって、かなり負荷はかかりますが、繰り返し間違いを直し、毎日のように英語を話すことで、「巣意識のうちに、三単現のsがつけられた」とか、そういうことが起こってきます。とても苦しい練習かも知れませんが、コンフォートゾーンを抜け出した練習をしないと、壁は打ち破れません。

③時事問題の知識が足りなかった

これは、毎日、ニュースを読む、それに対する自分の考えをまとめる、政治に関する基礎知識を蓄える、を繰り返すしかありません。いつも申し上げますが、「全て英語である必要はない」です。私も、YouTubeなどで、色々な世界情勢を伝える「日本語での」ニュースを見たり、実際の海外での状況を伝えるチャンネル登録をしてお散歩途中は必ず聞いていたり、、、。
もちろん、英語でのニュースも聞くし、読みますが、それ以外のありとあらゆる情報を吸収していくことで、何となく、全体像が見えてきます。そういう地道な努力を惜しまずして欲しいです。

④学習が途切れ途切れだった

特にスピーキングは、一度お休みが続くと、あっという間に衰える力です。まあ、学習というよりは、スポーツに近いです。体(口)が覚えたら、こっちのもの。でも、少し練習を怠ると、やはりあっというまに衰えてしまいます。
どうでしょう、試験前日まで、とにかく口を動かして話しまくったでしょうか(音読とは違います。かかる負荷が全く違います)。
そうではなかった方、もし次回の練習が必要であるなら、これを意識されてみて下さい。

⑤問題の意味を正確にとらえられなかった

これもあるあるですね。質問の意味を瞬時に捉えられず、いわゆる「ずれた」スピーチになってしまうこともよくあります。これには、スピーチを練習する前に、しっかり「問題の意図を捉える練習」が必要になります。

⑥練習をしっかりしたのに、答えらえなかった

こういう方は、「あと少しですよ!!」と大声でお伝えしたいです。できる限り、練習もした。何度も練習した。なのに、本番、なぜか似たような問題、やったことあるのに、うまく話せなかった、という方。もう少し、あと少ししたら、かなり自由度を感じながらスピーチできるところまで来ていると思います。
たくさん練習して、知識もある程度ついた。あとは、「それをうまく色々なトピックに結びつけるコツ」を掴むだけです。
私のコーチングの受講生さんの中にも、「なんか、あちこちで使える理由が見えてきて、今日はどの問題にも、理由がうかびました!」という方がおられます。
たくさんの問題をこなしてくると、「この理由は教育の問題でも使える、経済でも使える」と、「応用を利かせられる」ところまでたどり着きます。少し時間はかかりますが、そうなればこっちのものです。
練習をしっかりやった!という自信はあるのに、本番で答えられなかった方、もう少しですよ!

⑦しっかり話しているのに合格点に到達しなかった

こういう方は、一度、無料学習相談にいらしてください。前述したように、アクセント、発音、展開、どれが敗因になっているか、しっかり分析してみる必要があります。これを意識した学習をしてください。

⑧メンタルがついていかなかった

結構多いのが、この理由。というか、英検1級の面接は、メンタルの強さが半分だと思っています。
これを鍛えるには、場数を踏むしかないです。全然、理由を思いつかないのに、話始めなきゃいけない。それと同じような緊張感、焦りを感じる練習を常にしておかなければなかなか対応できません。
ですので、とにかく、「本番と同じような状況で模擬練習をする」のが一番効果的です。

でも、一番楽しいセクション!

色々と述べてきましたが、最後に、学習者として、自分はこの「スピーキング」や「ライティング」に一番魅力を感じます。
「自分の意見を相手に伝える」、「意見交換をする」、「理解を深め合う」。これこそ、言語学習の最終目標ではないでしょうか。いや、それにしてもトピックは確かに難しすぎますが💦💦 
自分は、この学習を始めてから、日本の政治にも、世界情勢にも、マスメディアにも、とても興味が湧きました。英語だけではない、社会について、そして生きる上で身を守るための「情報」について、深く学んでいます。

そんな「生涯学習」の始まりとして、この英検1級のスピーキングをとらえてもいいのではないでしょうか。
一緒に学びを深めていきませんか?

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