衝撃の英検結果!?

こんにちは!英検合格も、世界で通用する英語力も養うレッスン、
教室作りのサポートをしています、英語講師ゆみこです。 

私の住む鹿児島も、だんだんと肌寒くなってきました。
この頃の異常気象で、何だか季節もなくなってきている気がして怖いです、、、。

さて、2024年度、第2回の英検も出そろいました。
難化してきた英検、合格率が下がった、
なんていうお話もちらほら、、、。
うちの教室でも、合格された生徒さんも多いですが、
もちろん、残念な生徒さんもおられました。

その中に、とても自分の学びになる事例がありましたので、今日は、英検の結果について考えたことや、教室での生徒さんとのやり取りから得た学びについてお話したいと思います。

英検の結果のやり取りについて考えたこと

うちの教室には4人のお子さんを通わせてくださっているご家庭があります。

長い時間をかけてたくさんお話をさせていただき、 信頼関係を作り上げてきました。

 お子さん方も皆さん優秀で、 お母様もお家で一生懸命 英語教育に力を入れてくださっています。

英検も皆さん順調に合格を重ねてきていました。

ところが 今回、 小学校5年生のお子さんが 準2級に残念ながら不合格でした。

その時に頂いたメールは、 不合格の結果の写真と、「残念です」 というメッセージのみ。

不合格の色の結果表が見えていたので、 私も気持ちが乗らず、LINE の開封は次の日にしました。

次の朝、普段はフレンドリーな口調で多くメッセージを書いてくださる方が、たった一言「 残念です」のみだったので、何かモヤモヤしたものをお持ちなのかもしれないと思いつつ 開封しました。

ところが 不合格ながら、 なんと英検バンドはー1。 あとほんの少しのところでの不合格でした。

私にとってはとてもめちゃくちゃ吉報でした!!ライティングが 難化している英検で、ここまで 短期間で点数を取れたことがとても嬉しかったのです。

急いで その旨を保護者の方に LINEをしました。 

・英作文が増え、難化しているにも関わらず、ここまで頑張れたこと。しかも非常に短期間!
・あとほんの少しで目標に届くということ。

そしてここで忘れてはいけないのが、
・足りない部分をしっかり補強(ライティング)することで、次回の合格も狙える

と、お子さんの今の地点をしっかりお伝えすること。

先ほどのLINEを送った後、家ですることが分かってとても安心しました、というメッセージを頂きました。

合格のお知らせはもちろん、ものすごく嬉しいです。一気に生徒も講師もモチベーションがあがります。

でも、不合格通知をどれだけしっかり読み込んで、次の戦略を立てるか。

そしてそれを保護者の方へもしっかり伝えること。これが大事です。

これが「不合格通知が、さらに保護者との絆を強めてくれる」ということです。

多くの保護者さんは、英検の級が上がる度に、なかなか合格できないことを、 お子さんの勉強不足だと思ってしまいます。

 そしてなかなか合格 にたどり着けない 英語教室に不信感を感じる方もいるかもしれません。

 しかし英検 上位級はそう簡単に通るものではないと、私たち 英語講師は知っています。

私たちは英語のプロ。保護者の方々が分かりえない部分を埋め、 安心していただき、

マイナスなことが起きた時こそ、 繋がりを深めて 子供さんの成長を応援する応援団のメンバーになる。

保護者の方とは 同じ側に立って、タッグを組んでいます。

保護者のサポートと生徒の学びのサポート

小学生が準2級や2級に挑戦するのは、大変なことです。特にライティングはハードルが高いものです。

小学生には社会的な知識が少ないため、英検のライティングで求められるような内容を書くのは難しいことが多いです。

そこで、今回、私は一部の生徒さんには、まずは書き写す練習から
始めてもらうよう提案しました。
10問程度のライティング問題の答えを用意して、それを書き写すだけの練習です。
スペルや表現に慣れてもらい、少しずつ自信をつけてもらうためのステップです。

また、英検の結果に対して「家庭でどんなサポートができるか」を
具体的に保護者の方にお伝えすることもしています。
たとえば、リスニング対策として自宅でどんな音源を使って練習できるか、
ライティングに関してはどんな練習が効果的かなど、
一人ひとりに合わせたフィードバックを提供するようにしています。
これによって「どうサポートすればいいかわからなかった」
という保護者の方からも、安心の声をいただきました。

不合格がもたらす信頼関係の強化

今回のこの件、結果に関わらず、
保護者の方と丁寧にやり取りすることの
大切さを教えてくれます。
合格だけに焦点を当てるのではなく、
長期的な視点で「次の合格に向けたステップ」を示すことで、
信頼関係がより深まっていきます。
保護者の方から「やっぱりこの教室で良かった」と
思っていただけるきっかけになるのではないかと思います。

10年目にして新たに見つけた指針

私の教室も10年目となりますが、
今回の経験を通して
「さらに一人ひとりに目を向けた対応が必要だ」と
気づきました。

教室はグループレッスンなので、
全員に同じ内容を教えることが多いですが、
やはり英検などの目標に向かうには個別のサポートが求められます。
これからは、

ティーチング+コーチング

という、さらに生徒さんおひとりおひとりの
状況に寄り添った価値の提供を
していきたいと思っています。

インスタでも、私が作成したシートの一部を紹介しています。投稿はこちら↓↓↓
https://www.instagram.com/p/DCyTfZiTEGK/?utm_source=ig_web_copy_link&igsh=MzRlODBiNWFlZA==

大掛かりなものではありませんが、
英検の結果に合わせて改善策を提供するシートです。
この、生徒さん個人個人の状況に合わせた
プランニングが「コーチング」的な要素に
なります。

グループレッスンでも、こうしたきめ細やかな
サポートを適宜していくことで、
生徒さんの成果にも、満足度にも繋がる
教室を作っていくことは可能です。

これからも、英検対策や教室運営の改善について新たな気づきがあれば、
こちらのブログやメルマガでもシェアしていきます。

最後に、寒くなってきましたので、
皆さんも体調には気をつけて、
元気な状態でお会いできることを楽しみにしています!

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